実は知らなかった!

肌に悪影響を与える癖

2025/05/27

※イメージ


――美肌を遠ざける意外な習慣、やっていませんか?
「毎日スキンケアしているのに、肌の調子がよくならない」 「高い化粧品を使っているのに、なぜかくすみや毛穴が気になる」 そんな悩みを抱える人は少なくありません。 その原因、実はスキンケアやコスメではなく、"日々の何気ない癖"にあるかもしれません。 肌はとても繊細で、ちょっとした刺激や生活習慣にも敏感に反応します。 この記事では、知らず知らずのうちに肌に負担をかけている“癖”を紹介しながら、それぞれに対策や見直しポイントを解説します。


1. 無意識に顔を触る癖


■ こんな行動、思い当たりませんか?
私たちは1日に無数のものに触れています。スマホ、ドアノブ、パソコンのキーボードなどには大量の菌や汚れが付着しています。そんな手で顔に触れることで、肌に雑菌をうつし、ニキビや炎症の原因になることがあります。

また、物理的な摩擦も肌にとっては刺激。触る回数が多い部分ほど、シミ・色素沈着が残りやすい傾向があります。

対策

  • 手はこまめに洗うorアルコール消毒
  • 頬杖・あご触りなどの癖を意識して止める
  • 鏡を見るたびに「触らない」と自分に言い聞かせる


2. 洗顔やクレンジングで“ゴシゴシこする”


「ちゃんと汚れを落としたい」という気持ちから、つい強くこすってしまうという人も多いのではないでしょうか?

しかしこの“ゴシゴシ”こする癖は、摩擦によるバリア機能の低下・色素沈着・シワの原因になります。特に目元や口元などの皮膚が薄い部分は、摩擦にとても弱いのです。

対策

  • 洗顔は泡で”なでるように”洗う
  • タオルで拭くときも、ポンポンと軽く押さえるだけ
  • クレンジングはオイルやミルクなど摩擦レスなアイテムを選ぶ

肌は「こすればきれいになる」ものではありません。“落とす”より“守る”意識を持ちましょう。


3. 枕カバー・タオルをあまり洗っていない


洗顔後の肌をやさしく包むタオルや、寝ている間に長時間顔が触れる枕カバー。これらが雑菌や皮脂で汚れていたら、せっかくのスキンケアも台無しです。

実は、枕カバーは数日で雑菌が繁殖します。髪の毛や汗、皮脂の影響も大きいため、ニキビや肌荒れの原因にも。

対策

  • 枕カバーは週2〜3回、できれば毎日取り替える
  • タオルは1回ごとに交換し、部屋干しは避ける
  • 雑菌の増殖を防ぐ抗菌使用の素材もおすすめ

“肌に触れるもの”は“化粧品と同じくらい大事”と考えましょう。


4. 睡眠不足・就寝時間が不規則


夜更かしや睡眠不足は、ターンオーバー(肌の再生サイクル)を乱す最大の敵。本来、肌は夜の22時〜深夜2時の「ゴールデンタイム」に修復モードに入ります。この時間帯にしっかり眠れていないと、肌のキメが乱れたり、くすみやニキビができやすくなったりします。

また、寝る時間が日によってバラバラというのもNG。ホルモンバランスが崩れやすくなり、肌荒れにつながります。

対策

  • 毎日なるべく同じ時間に寝て、7時間以上の睡眠を
  • スマホ・PCのブルーライトは寝る1時間前にOFF
  • 就寝前にぬるめのお風呂やストレッチでリラックス

美肌は、寝ている間に作られるもの。スキンケアだけでなく、睡眠も“美容アイテム”と捉えてみましょう。


5. スマホの画面を清潔に保っていない


意外と盲点なのがスマートフォンの衛生状態。実は、スマホの画面にはトイレの便座よりも多くの雑菌がいるという調査もあります。

スマホを頬にあてて通話する際、そのまま肌に密着するため、ニキビや肌荒れの原因になる可能性が高いのです。

対策

  • 1日1回はアルコールティッシュなどで拭く
  • 通話はイヤホンやスピーカーモードを活用
  • 長時間、頬に押し当てない

「肌をきれいにしたい」と思ったら、“触れるもの”から見直すのが近道です。


6. 食べすぎ・糖質中心の食生活


スイーツ、パン、ジュース、ラーメン…手軽で美味しいものは、どうしても糖質に偏りがちです。しかし、糖質を摂りすぎると「糖化(AGEsの蓄積)」という現象が起こり、肌のハリや弾力が失われる原因になります。

また、血糖値の急上昇は皮脂の過剰分泌にもつながり、ニキビ・テカリを引き起こしやすくなります。

対策

  • 食事は「野菜→タンパク質→炭水化物」の順に
  • スイーツは”ご褒美”として量をコントロール
  • 食物繊維やビタミンを意識して摂る

“食べたものが肌になる”とはよく言ったもので、食生活はスキンケアと同じくらい影響力があります。


7. 紫外線対策を忘れがち


「今日は曇っているから」「家の中だから」と油断していませんか?紫外線はガラスを通して室内にも届きますし、曇りの日でも80%以上が地上に届いているといわれています。

紫外線は、シミ・シワ・たるみの最大の原因です。しかも、“ジワジワと”影響が蓄積するため、対策を怠ると年齢を重ねたときに差が出ます。

対策

  • 曇りの日や室内でも日焼け止めは塗る
  • 窓際にいる時間が長い人は、UVカットフィルムを活用
  • 外出時は帽子や日傘も併用してダメージ軽減

「朝のUVケアは歯磨きとセット」と覚えておくと習慣化しやすいです。


おわりに|「肌に悪いことを減らす」が最短の美容法


※イメージ


美容というと、「良いものを与える」「プラスする」ことばかりに目が行きがちです。でも実は、美肌への一番の近道は、“肌にとって悪い習慣をやめること”だったりします。

今日ご紹介したのは、どれも特別なテクニックではありません。むしろ、毎日のちょっとした意識で変えられることばかりです。あなたが無意識にやっているその癖、もしかすると“肌を遠ざける原因”になっているかもしれません。

まずはひとつだけでも見直してみませんか?
肌は必ず応えてくれます。「やめる美容」こそ、実は最強のスキンケアなのです。




会社概要
商品一覧
お問い合わせ